フリーターから大学教授になれた理由は「モテたから」
PHP研究所は3月13日、書籍『もてるための哲学』(小川仁志 著/PHP新書/税別780円)を発売した。
○"モテ"について哲学を借りながら解説
同書でいう「もてる」は、たんに異性からチヤホヤされることではなく、人として幅広く人気があるということだそう。著者の小川仁志さんは、20代後半のフリーター生活を経て、働きながら哲学の博士号を取得。著書も数多く出版し、この春からは山口大学准教授に。「すべて"もてた"からだ」と言う。
「もてると、周りが元気になるだけでなく、自分の人生が成功に導かれることになります。人間関係はトラブルの最大の原因にもなるため、ここがうまくいってさえすれば日常のほとんどは楽しく過ごすことができるのです。つまり、『もてる力』とは『コミュニケーション力』なのです」
モテ期継続中という著者が、「理屈と理論で成り立つ哲学をもちいてコミュニケーションのあり方について考えてみる」という同書。
異性だけでなく、家族や職場の人たちとの人間関係をスムーズにするためにはどう考えたらよいのか、どう行動したらよいのか。情熱・尊敬・信頼・寛容・自信の5つをキーワードに、哲学を借りながら平易かつ徹底的に解説する。