レッドハット、Docker特化型OS「Atomic Host」発表 - コンテナ戦略を強化
レッドハットは3月19日、Linuxディストリビューションの最新版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7.1」、コンテナ管理ソフト「Docker」の運用に特化したOS「Red Hat Enterprise Linux 7 Atomic Host(Atomic Host)」、およびDockerを中心とするコンテナ技術への戦略に関する説明会を開催した。
○コンテナ特化型の新OS「Atomic Host」と最新Linuxディストリビューション「RHEL 7.1」
Atomic Hostは、RHELの安定性、セキュリティなどを継承しつつ、コンテナ環境に最適化された、軽量のLinux OSだ。RHELに含まれる約6000パッケージから、コンテナの実行環境として必要な約300パッケージを抽出して構成されている。コンテナ化したRHEL 6アプリケーションを、ポーティングやソースコードの変更なしでRHEL 7へ移行できる。同OSは、RHELサブスクリプション・ライセンスで利用できる。
また、RHEL 7初のマイナーアップグレードバージョンとなるRHEL 7.1では、開発ツールやデプロイメントツールの強化、セキュリティの改善やパフォーマンス機能の向上などが実現されしている。