どこかへ行く際に、必ずやることといえば「地図アプリを使って目的地までの最短ルートを調べる」ことではないだろうか? ビジネスもそれと同じで、目標にたどり着くまでの"マップ"と"ナビ"が必要ということは、あまり意識されていないかもしれない。
OpenForumが「戦略ロードマップを使って長期的目標を達成する(原題:Using a Strategic Road Map to Help Achieve Long-Term Goals)」という記事で、戦略ロードマップの考え方と作り方をアドバイスしている。
○紙に思いを書き出そう
戦略ロードマップとは、長期的な目標達成のために必要なアクション(行動目標)をビジュアル化したもの。個々のタスクや小さな目標を点とすれば、点と点を結んで線にして最終的に目指す方向性を示したり、どのように動けばいいのか最終的な目標から辿って見ていくのも良いだろう。
記事では「きちんと作成された戦略ロードマップは、企業をナビゲーションしてくれるGPSのようなものだ」と説明している。目的地とそこへたどる道筋をきちんと定めることで、あいまいさや不透明さがなくなる。スタッフにしてみれば、自分の任務や短期的なゴールが「どのように企業やチームのビジョンや将来像につながっているのか」