くらし情報『「将棋電王戦FINAL」第2局はコンピュータが王手放置の反則負け、プロ棋士2勝目』

「将棋電王戦FINAL」第2局はコンピュータが王手放置の反則負け、プロ棋士2勝目

「将棋電王戦FINAL」第2局はコンピュータが王手放置の反則負け、プロ棋士2勝目
5人のプロ将棋棋士がコンピュータ将棋ソフトと団体戦で戦う「将棋電王戦FINAL」の第2局・永瀬拓矢六段 対 Seleneの対局が21日、高知県・高知城で行われた。

第2局は、21日19時7分、「第2回将棋電王トーナメント」第4位の将棋ソフト・Seleneが、王手放置のため反則負け。これにより第1局の斎藤五段に続いてプロ棋士側が2勝目をあげた。将棋は、盤は互角で進み、中盤ではSeleneがわずかにリードしたと見られた瞬間もあったが、その後、永瀬六段の鋭い踏み込みで一気に後手が勝勢。最後はSeleneのプログラムの問題により反則負けとなったが、仮に反則がなくても永瀬六段の勝ちは間違いなかったと見られている。手数は89手で、消費時間は永瀬六段が3時間27分(残り1時間33分)、Seleneが3時間38分(残り1時間22分)。

Seleneは飛車不成、角不成、歩不成を認識できないプログラム上の不備があったという。そのため88手目の△2七角不成の王手を認識できず、89手目▲2二銀という自玉の王手を解除しない手を着手。
これは将棋では王手放置という反則でその時点で負けとなる。

終局後の会見で永瀬六段は「Seleneにプログラムの不備があることは練習の段階でわかっていました。

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