くらし情報『山本美月、好きなものを好きと言えなかった過去と恩人との出会い「自我がなかった」』

2020年11月13日 11:00

山本美月、好きなものを好きと言えなかった過去と恩人との出会い「自我がなかった」

最近では肩書に囚われず、自由に仕事を選んでいる人が増えているような気がします。

そうですね。当時の「清純派」というものは、イメージが大切だったのかもしれませんね。私、そういうことに対して、全く分かってなくて、言われたとおりにするしかできなかったんですよね。自我がなかった。最近は自分を出していける場が増えたので、生きやすくなったと感じます。

――そういうところが、最近開設されたYouTubeからも伝わります。タイトルの「山本美月の月の部分」。
これは、モデル、女優、趣味……「どの山本美月も自分」という印象を受けました。

そうです、いろいろな自分も全部自分なんです。YouTubeの自分を「月」に置いただけで。私は「月」だけではないよということを知ってほしい。そういうふうに思えるようになったのは、ここ2~3年。やっと自分を持ち始めました。

○■「何の仕事をするかではなくて、誰と仕事をするか」

――何かきっかけがあったんですか?

きっかけは……何かあったのかなぁ……。

若い時、「幸せであること」は「人から羨ましがられること」だと思っていました。
例えば、「こんなドラマの主演をやってすごい!」

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