2015年3月23日 08:00
会社を成果主義にするには「さん付け」が必要!? - 「ウイルスセキュリティZERO」「筆王」ソースネクスト社長のエキサイティングな会社づくりとは
「ウイルスセキュリティZERO」「筆王」「いきなりPDF」「超ホーダイ」など多くのヒットソフトウェアを手がけるソースネクスト。自社製品開発から海外製品のローカライズまで幅広く展開する同社が、今度は日本から世界への製品展開をめざし海外拠点から発信を始めている。日本IBM時代から海外と日本を行き来する松田社長が会社に取り入れる会社活性化の施策、ビジョン、そして世界展開に必要な感性とは……!?
○成果主義には「さん付け」から!
――まず、会社について教えていただけないでしょうか
私自身はもともと日本IBM社に就職し、4年5カ月で会社を起業しました。大企業では海外に行かせてもらえたりと、もちろん大きなチャレンジができます。しかし、若いうちからの昇格などが難しいこともあります。自分が起業する際には年齢や性別関係なく昇格ができ、平等なチャレンジの土台がある会社にしたいと考えました。すばらしいプロダクトを提供しようというよりは、働いている社員にとって理想の環境をつくりたいという動機のほうが大きかったかもしれません。
――それは珍しいかもしれませんね
もちろん、プロダクトにも誇りを持っています。