山田祥平のニュース羅針盤 (46) Googleがインターネットの正義の味方大募集中
Googleは、中高生を対象に、インターネットを安全・安心に活用するためのヒントやアイディアを広める活動として「ウェブレンジャー」を募集している。中高生であれば誰でもウェブレンジャーとしてエントリーすることができ、さまざまな活動の報告を動画にしてYouTubeにアップロードする。それが関係者によって審査され、最終的にアンバサダー賞が授与されるというものだ。
募集は5/14まで継続中だが、このプログラムのステップとして、東京と大阪において各50名の希望者を集めたトレーニングセッションが開催された。朝から夕方まで続く本格的なセミナーだ。
東京会場には北は北海道から南は沖縄までの生徒諸君が集まった。また、保護者として、グループの所属する学校の教職員や父兄なども「大人レンジャー」として参加した。
Googleの社員がモデレータとなり、インターネットとの関わり方と、そこに潜む問題についてディスカッションが行われ、そのあと、効果的な活動報告のために、マーケティングの手法や効果的な動画の作り方などがレクチャーされた。
あることをした結果が認知されるのは40%だとすれば、その内容を理解されるのはその30%、さらにそれにしたがって行動に移されるのは6%にすぎないといった本格的なマーケティングの概念が、TVのCMの認知、内容理解、購買といったわかりやすい例で示された。