FDA、9号機目となるゴールドが到着 - 新エンブラエル175で5.5%の燃費向上も
同機は、航空機製造メーカーであるエンブラエル社の工場、ブラジル サンホセ・ドス・カンポスより4日間にわたるフェリーフライト(輸送飛行)を経て、3月23日16時05分、県営名古屋空港に到着した。
FDAの機体は1機ごとに色が異なる"マルチカラーコンセプト"が特徴で、9号機には初めてのメタリック色となるゴールドを選定。FDAは今回の受領により、初号機から数えて、ドリームレッド、ライトブルー、ピンク、グリーン、オレンジ、パープル、イエロー、ティーグリーン、そしてゴールドがそろうこととなった。
今回導入したエンブラエル175は、燃費改善パッケージ「Fuel Burn Improvement(Package2)」が施された日本初の機体で、主翼端には大型化されたウイングチップを備えている。空力面の改善により、標準のエンブラエル175と比較して5.5%の燃費向上を達成した。この9号機は3月25日、名古屋小牧~青森線(FDA361/362便)より路線へ投入される予定となっている。