東京都・上野で、音楽家による作曲を応用したインスタレーションの個展
東京都・上野の3331ギャラリーは、音楽作品のリリース、コンサート公演、映画、舞台芸術、音楽プロデュースなど幅広いフィールドで活躍する音楽家、蓮沼執太の個展「知恵の処方」を開催する。会期は3月20日~5月11日。開場時間は12:00~20:00。入場無料。
同展は、作曲の手法をさまざまなメディアに応用し、映像・サウンド・立体・インスタレーションなどの制作に取り組む蓮沼氏の、新作のインスタレーションを発表する展覧会。展示空間に音響的彫刻をインストールし、観客の存在/不在といった環境因子によって音響を変容させる、現象を作曲する新しい試みになるということだ。また、同会場にてオープニングパーティーが開催される。開催日時は3月20日18:00~20:00。
なお、同展は2014年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の招きによるニューヨーク滞在から帰国しての初めての個展となり、今後は2015年5月に国際芸術センター青森(ACAC)にて個展「作曲的|compositions - space, time and architecture」、7月に国際展別府現代芸術フェスティバル2015にて「混浴温泉世界」の出展による新作発表も予定されているということだ。