半導体開発を加速-東芝、加賀東芝エレクトロニクスにて技術棟の新設を開始
東芝は3月23日、パワー半導体、白色LED技術などのディスクリート半導体の開発効率向上を図るため、加賀東芝エレクトロニクスにおける新しい技術棟の建設を3月25日より開始すると発表した。
同社は2014年にディスクリート半導体の事業拡大を目指し、川崎市にあったマイクロエレクトロニクスセンターと姫路半導体工場から開発技術者を加賀東芝に集結させ、研究開発から量産までの一貫体制を構築していたが、今回の新技術棟建設により、敷地内に分散していた開発部門の執務室が集約されることとなり、開発効率の向上を図ることができるようになるという。
なお、建設される技術棟は2015年9月に竣工する予定で、建屋面積は約1800m2、延べ床面積は約5400m2となるという。