PTC Creo 3.0との拡張連携機能を追加したPTC Mathcad Prime 3.1
米PTCの日本法人PTCジャパンは3月23日、重要な計算や設計意図を分析、計算、ドキュメント化し、共有するための技術計算ソフトウェアソリューションであるPTC Mathcad Prime 3.1をリリースしたと発表した。
PTC Creoとの連携が拡張されたこの機能は、PTC Mathcad Prime 3.1のワークシートを部品またはアセンブリ単位で直接CAD モデルに埋め込むことを可能にした。
ワークシートを埋め込むことで、モデルとともに自動的に維持される設計意図の記録がさらに改善され、計算結果を用いてPTC Creoのジオメトリモデルを駆動し、PTC CreoのパラメータをPTC Mathcadの計算入力値として利用できる。
強力な機能を有するデジタルエンジニアリングノートとして、この新たな機能は、設計ナレッジや設計意図を、PTC Creo 3.0のモデル内ですばやく簡単にドキュメント化する。
ボストン・エンジニアリングのマイク・コンリー氏は、開発中の部品やアセンブリと計算内容とのリンクができることは、2つの全く異なるファイルの管理工数が不要になる。また、PTC Mathcad Prime 3.1では、設計者および設計チームが重要な設計や技術的なナレッジを記録し、意思疎通するためのシングルソリューションを目指した新たな機能が盛り込まれている。