Lookout、Google Play上でアドウェアが混入したアプリを発見
Lookoutは3月23日、Google Playに登録されている13件のアプリにアドウェアが混入されていたことを明かした。
内訳は「HideIcon」が1件、「NotFunny」が12件。すべて同社の研究グループが2015年の2月に発見した。Lookoutはアドウェアの存在をGoogleに伝えており、すでにストアから削除されている。
どちらのアドウェアも、アプリをインストールすると活動を始め、利用者が嫌がるような広告をスマートフォン上にプッシュ表示し、ユーザーの端末の使用を阻害する。
HideIconは名前の通り、インスト―ル後にアプリのアイコンを画面上から隠す性質もを持つ。そのため、一度インストールしてしまうと、利用者には見つけられず削除が困難となる。
一方のNotFunnyは、「ドロッパー」と「ペイロード」の2つから構成されている。
ドロッパーが埋め込まれたアプリをインストールすると、ドロッパーがペイロードをダウンロードするように促す。
ペイロードをインストールすると、Facebookアイコンにを似せたアイコンが画面上に表示される。個人情報の要求、課金、メッセージ、位置情報などの取得を許可するように要求される。