ヤマハ、フロント二輪のコンセプトモデルをバンコクモーターショーに出展
ヤマハ発動機は25日、フロント二輪のリーニングマルチホイール(LMW)「トリシティ」をベースにしたデザインコンセプトモデル「03GEN-f」を、23日からタイ・バンコクで開催されている『第36回バンコク国際モーターショー』に参考出品すると発表した。
同社は、トリシティをベースとしたデザインコンセプトモデル「03GEN-f」および「03GEN-x」の2モデルを製作。今回出品される「03GEN-f」は、"フューチャーレーシング"をテーマに、LMW構造を際立たせた未来感とヤマハレーシングイメージを視覚的に表現している。
もう一方の「03GEN-x」は、"クロス"をテーマに、三輪むき出しの先進的な骨格と未舗装路時代を彷彿とさせる伝統的なオフロードテイストを掛け合わせたデザインとした。この2モデルは、CMF(色・素材・加工)を含むデザイン提案により、全くテイストの異なるモデルに仕上げることで、デザインの可能性を示している。
デザインコンセプト「GEN」は、デザインフィロソフィー「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」に基づき、ヤマハらしさを具現化する製品として開発。第1弾は、2014年10月に発表された「01GEN(フロント二輪の大型クロスオーバーモーターサイクル)」