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魅力ある投資先として注目集まるグローバルREIT市場

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魅力ある投資先として注目集まるグローバルREIT市場
2015年1月末頃から下落傾向となっていたグローバルREIT市場は、足元で、値を戻す展開となっています。この背景には、2015年3月以降、米国の軟調な経済指標の発表が続いたことや、3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)の声明文で経済判断・見通しが下方修正され、FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを急いでいないとの見方が拡がり米国債利回りが低下傾向となったことがあります。

REITにとって金利上昇は、資金調達コストの増加を通じて収益の圧迫要因として懸念されるほか、国債利回りとの差が縮小することで高い分配金利回りという投資妙味が薄れることにつながります。今後も、米国の政策金利の引き上げを巡り、米国に限らずグローバルREIT市場は、短期的には不安定な動きとなる可能性があるとみられます。しかしながら、米国の景気回復が強まることで、不動産需要が拡大し、賃料の上昇や空室率の低下を背景に米国REITには収益力向上が期待できます。加えて、低金利政策が続く日欧に目を向けると、REITの資金調達環境が比較的良好であり、国債利回りが低水準でありREITの分配金利回りの魅力は相対的に高いとみられることから、グローバルREIT市場は引き続き魅力ある投資先として注目を集めるものと考えられます。

なお、各国・地域別のREIT価格とNAV(純資産価値)を比較した指標(右グラフ)をみると、2015年2月末時点では、米国やシンガポール、香港において、REIT価格がREITのNAVよりも低い(ディスカウント)状況となっています。

(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。
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(2015年3月25日 日興アセットマネジメント作成)

●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」

※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。

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