LCCの価値観を変えるターミナル! 成田空港第3ターミナルの全貌--写真41枚
延床面積6万6,000平方メートル、旅客取扱能力年間750万人、LCC(低コスト航空会社)専用としては国内最大規模となるターミナルが4月8日、成田国際空港に誕生する。3月25日に行われたメディア内覧会では、いい意味での"LCCらしさ"をデザインやサービスの中に実感させられた。そんな第3旅客ターミナルビル(以下、第3ターミナル)の全貌を丸ごと紹介しよう。
○実はバスが一番快適でお得なわけ
まず、この第3ターミナルのオープン時には、バニラエア、春秋航空日本、ジェットスター・ジャパン、ジェットスター航空、チェジュ航空の5社が入居する。成田から国内線12都市(札幌、関空、広島、高山、松山、福岡、大分、佐賀、熊本、鹿児島、奄美大島、那覇)・国際線7都市(台北、高雄、香港、ソウル、ケアンズ、ゴールドコースト、メルボルン)を結び、初年度の年間旅客数は約550万人を見込んでいる。
場所は第2ターミナルの北側で、第2ターミナルからは徒歩約15分。鉄道や自家用車で訪れる場合、第2ターミナルからのアクセスとなるが、第1・2ターミナル間を循環する無料シャトルバスに加え、第2・3ターミナル間と第1・2・3ターミナル間を循環する無料シャトルバスが新設される。