くらし情報『猫と一緒に暮らすと人間の病気のリスクが減るって本当? - 獣医師が解説』

2015年3月26日 10:57

猫と一緒に暮らすと人間の病気のリスクが減るって本当? - 獣医師が解説

猫と一緒に暮らすと人間の病気のリスクが減るって本当? - 獣医師が解説
学校や仕事で嫌なことがあっても、家に帰って愛猫の顔をみるだけでそれまでの疲れが吹き飛びますよね。また家の猫ではなくとも、外猫がゴロンと寝ている姿を見ているだけで心が和みます。

きっと猫には特別なヒーリング効果があるに違いない! と思わされます。アニマルセラピーを含め今まで多くの科学者が動物による良い影響を調べてきました。猫では頭数が少なく研究が限られていますが、いくつかご紹介致します。

○心筋梗塞のリスクを抑える

猫を飼っていた人は飼ったことがない人と比べて心筋梗塞の発生率が40%低いと報告した論文があります。この論文の興味深い点は、犬を飼っている人も同じようにデータを集計したこと。犬を飼っているか否かは心筋梗塞の発生率にあまり差がでなかったのです。
また、他の研究では血圧が下がったというものもあり、心臓・血管の病気には特に良い影響を与えるようです。

○ネガティブな空気を払拭する

ある研究では、猫はネガティブになりそうな気持ちを食い止める効果があると報告されました。ただし、楽しい気持ちにさせる効果はないようです。猫好きからすると十分楽しい気持ちにしてもらっていると感じますが……。

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