レノボ、2015年度後半よりx86サーバー「System x」をNECPC米沢工場で生産
レノボ・ジャパンは26日、x86サーバー「System x」シリーズの一部モデルをNECパーソナルコンピュータの米沢事業場(米沢工場)で生産すると発表した。2015年後半の生産開始と発売を予定する。受け付け開始時期や注文方法については、今後改めて発表するという。
2014年1月に中国Lenovoと米IBMは、IBMのx86サーバ事業をLenovoが買収する計画への合意を発表し、同年6月には、日本でIBMのx86サーバと関連したシステムやソリューションの検証などを行う新会社「レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ」を立ち上げ、システムやサービス、ソリューションの提供を行っている。
また、レノボは2015年2月からThinkPadの一部モデルについて、NECPC米沢工場での生産を開始。これを記念して行われた式典で、NECレノボ・ジャパングループ 代表取締役社長 ロードリック・ラピン氏が「System x」シリーズの米沢生産を検討していることを表明していた。
NECPC米沢工場での生産が予定されているのは、1Uラック・サーバー「System x3550」、2Uラック・サーバー「System x3650」