Dart 1.9が登場 - 実装をシンプルにするasync機能搭載
WebアプリケーションやWebサービスでは、あらゆるシーンで非同期処理が必要になる。これまでのバージョンであれば逐次処理を書き、エラーキャッチのメソッドを記述する必要があった。Dart 1.9からは「async」「await」「try~catch」といった新しい式が導入され、非同期処理を直感的かつシンプルに記述できるようになっている。
そのほか、Dart 1.9では、これまで要望の多かったenumのフルサポートの実現、正規表現エンジンの改善(最大で150倍ほど高速化)、複数のプロセッサの利用を前提としたアプリケーションの作成をより容易にするためのIsolate APIの完全実装などが実施されている。