くらし情報『ジャルジャル福徳、又吉と連載並び「比べるものになったらあかん」もがいて見つけた自分流の文章』

2020年11月22日 10:30

ジャルジャル福徳、又吉と連載並び「比べるものになったらあかん」もがいて見つけた自分流の文章

この冴えない大学生はどこでバイトをしているか? 銭湯でバイトしているのかな。その銭湯にはどんな子がいるかな? という感じで主人公を軸に考えていきました」と明かす。

●「ウルフルズさんでいこう!」直球的でオリジナルな言葉を意識

文章のスタイルは、『マンスリーよしもと』での連載時に見出していった。福徳の連載は、いまや芥川賞作家として注目されるピース・又吉直樹の連載の対向ページに掲載されることが多く、当時から又吉の才能をひしひしと感じたという。

「圧倒的な才能を見せられ、これは『マンスリーよしもと』のレベルじゃないやろって。見開きで僕が左で、右が又吉さん。それが嫌で嫌で。僕が1ページで、又吉さんが1ページの半分のときもあって、又吉さんは短い文章なのに美しく、僕は1ページとっているのに、のっぺらぼうみたいな文章で、どうにかしないといけないなと。
比べるものになったらあかん。全然違うものにせなあかんという気持ちがメラメラ湧きました」

そして、又吉とは違った文章を目指すことに。「又吉さんの文章はあまりにも美しいので、僕は文章で人を惹きつけようなんて思わんとこうと。単純なまっすぐな言葉で伝えていきたいなと。

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