2020年11月22日 10:30
ジャルジャル福徳、又吉と連載並び「比べるものになったらあかん」もがいて見つけた自分流の文章
「電車の中とかはスマホで、喫茶店で書くときはタブレットで。好きな子にメールしてご飯を誘うくらいの感覚。メール感覚で書きました」
話すよりも書くほうが自分自身をさらけ出せるという。「僕はエピソードトークをするのが苦手で、芸人がたくさんいる状況で、これ言ったほうがいいとか、これ言ったらあかんとか、そういう空気を読む力がなく、書くほうが1人の世界で自由に書けるので楽しいなと感じますし、書いているときは自分をさらけ出すことができます」
書くほうが得意というのは昔から。「作文や、中学のときにあった、その日のことを書く生活帳などは、ふざけられたんです。しゃべるときはつっかえたりするけど、文字にするとどんどん書くことができて、さらけ出せるなという気持ちがありました」と明かす。
●芸人と小説家の二刀流「お互いがフリになっていい」
芸人だけど話すのは苦手、だけどネタを作ることは大好き。「芸人になったきっかけは、まぎれもなくネタを作るのが好きやったからです。
ネタをいろんな人に見てもらいたいから芸人になりました。そこは1回もぶれてないです」と胸を張る。
いまではトーク中心の番組にはあまり出演せず、ネタにすべてを注いでいるジャルジャル。