東京都・阿佐ヶ谷で赤い△の被り物が象徴のアーティストによる映像上映会
東京都・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYにて、「第18回 岡本太郎現代芸術賞」への入選を果たした、"赤い△のアーティスト"金藤みなみの映像作品上映会「あ・る・く」が開催される。会期は4月4日~4月5日。開場時間は11:00~20:00。入場料は500円(バッチ付き、再入場可)。
同上映会は、赤い三角形の被りものを象徴とするアーティスト金藤みなみの、新作を含む5本の映像作品を上映するもの。「岡本太郎現代芸術賞」出展のインスタレーション作品でも上映されている「SHIN-OKUBO Boomerang」をはじめ、金藤みなみを象徴する赤い三角形の被りものが登場する「Achela」、「Reverce2」、女子美術大学在籍時に制作された「Haita」のほか、本上映会に向けて制作された新作「受精告知」が上映される。
なお、金藤氏はこれまでに、映像作品に限らず、消費によって削られる装いを反映させたパフォーマンスやインスタレーション、絵画などを制作。多彩な表現手段を用いる作家だが、すべてに通底する自身の作家ステートメントについて「"スクラップされた痛みを着る"をテーマに、他者の身体イメージを恣意的に置換することによって、パブリックイメージがいかに切り刻まれ、構築されるのかをアートによって確かめます。