米テラデータ、「Teradata Analytics for SAP Solutions」を提供開始
今回発表した機能拡張は、企業が自社のERPアプリケーションに存在するビジネス価値の発見を支援するものという。
自動的にSAP ERPから最新のデータを収集・転送し、統合データ・ウェアハウス(IDW)内に格納したSAP以外のデータと結合する。これにより、幅広い層のユーザーがインメモリ・スピードでのTeradataインデータベース処理のパワーを活用し、レポーティングやアドホック分析、高度な分析を実行可能になるとしている。
全てのデータをTeradata IDW内に統合すると、ユーザーは追加設定せずとも、150種類以上のTeradata Analytics for SAP Solutionsダッシュボードを利用でき、財務会計や支出分析、製造業務などの主要カテゴリに分類された標準のビジネス・レポートも利用できるという。
また、インメモリ・スピードで実行する1,000種類以上のSAS Institute、Fuzzy Logix、R のインデータベース分析関数へのアクセスも利用できるとのこと。ユーザーは、ウェアハウス内の詳細データ全てにセルフサービスでアクセスし、お気に入りのツールを使ったカスタム・レポートの作成や分析の適用も可能になるとのことだ。