くらし情報『お部屋探し広告の「これだけはチェックしたいポイント10」_ 前編』

お部屋探し広告の「これだけはチェックしたいポイント10」_ 前編

1)部屋の所在地――住所は番地まで正確に分かる?

穂積さん:番地まで掲載がある場合と、東京都渋谷区○1丁目など、途中までしか表記がない広告があります。

番地まで明記している広告なら、部屋の条件や、掲載している不動産屋への信頼度が高まります。いわゆる「おとり物件」ではなくて、実在していることが明らかだからです。

地域密着型で営業年数が古い不動産屋では、番地まで掲載する広告を見つけやすい傾向にあります。チェーン店の仲介業者やウェブサイト、新聞チラシなどに入る広告では、番地が書いていないことが多いでしょう。

部屋を探す人にとっては、当然、番地まで分かるほうが検討しやすくなりますし、そのエリアを知っている場合は、住所を見るだけで周囲の環境を察知できるでしょう。

地図を見慣れていない人は、○丁目であっても、番地が違うと交通の沿線が変わって通勤や通学に乗り換えが必要になった、スーパーが遠くなった、子どもの通学距離がかなり違ったという例があります。早とちりしないようにしましょう。


部屋の住所は、不動産屋に確認すべき一番の条件であると覚えておきましょう。

2)交通の沿線・最寄り駅(バス停)

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