東京都で桜満開、北日本も早めの開花か - 第6回開花予想発表
日本気象協会は3月27日、日本全国89地点の桜(ソメイヨシノ)の第6回開花予想および満開日の予想を発表した。なお、長野県伊那市(高遠城址公園)ではタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市・留萌市・旭川市・網走市・帯広市・釧路市・浦河町ではエゾヤマザクラ、根室市ではチシマザクラを対象としている。
同協会によると、2015年の桜前線は、3月21日に鹿児島・熊本・名古屋からスタートしたという。前線は九州から関東地方にかけて順調に北上し、各地で平年より早い開花となった。3月第5週~4月第1週にかけては、北陸、東北地方に桜前線が到達する見込みとのこと。
なお、東京の桜が3月29日に満開となるなど、関東地方より西のエリアでは桜の満開を迎えている地点もある。北海道でも平年より早い開花が予想されており、ゴールデンウィークには満開となる地点が多い見込み。
4月第1週にかけては、各地とも春本番の陽気となり、桜の開花や満開も進む予想となっている。
満開日は、九州から関東地方にかけては平年並みか平年より3日前後早い所が多く、来週には見ごろを迎える所が多い見込み。4月の気温は平年並みか高くなる予想となっている。北日本では、桜の開花日・満開日はともに平年より早く、ところによっては「かなり早くなる見込み」とのこと。