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「Hulu」や「Netflix」って一体何モノ? 月額料金で動画見放題 - 定額動画配信サービスとは

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「Hulu」や「Netflix」って一体何モノ? 月額料金で動画見放題 - 定額動画配信サービスとは
●広がりつつある定額動画配信サービス

「あー!映画とかドラマとかアニメとか見まくりてええええ!でもレンタルショップ行くのめんどくさいとか、行ってみたら貸し出し中とかパッケージ見ただけじゃイマイチわからないから店頭で決めるの不安だとか、いろいろ問題があって困るううう!!」

という悩みを抱えていた映画好きの人々は、今や家でPCを使ってネット上で作品を選び、そのまま視聴できるビデオオンデマンドサービス(動画配信サービス)に移行しつつあるのではないだろうか。

動画配信サービスとは、ユーザーがネット回線などを通じて、動画を好きなタイミングで見ることができるというもの。ユーザーがコンテンツを選べば、すぐさまストリームやダウンロードで映像を視聴開始できるのだ。当然、レンタルビデオのように、貸し出しによる品切れなどということはない。ストリームではあっても、サービスごとにある程度差はあるものの、HD画質の作品をADSL回線程度の速度があれば十分に快適に視聴できるケースが一般的だ。

○広がりつつある動画配信サービス

最近は、この動画配信サービスにより力を入れる、または参入してくる企業が増えている。その中にはテレビ局やアニメ製作会社までも含まれているので、映画・ドラマ・アニメファンなら、お試し期間を使って最低でもどういった作品があるのかチェックしておいたほうがいいだろう(発売開始されたばかりの作品を場合は、定額サービスに加え、別料金での提供の場合もあるが)。

本稿では、定額制かつ、PCやタブレットで誰もが見られる注目の動画配信サービスをピックアップしていく。


●「定額で見放題」の注目サービスをチェック
では早速、「定額で見放題」、かつPCやタブレットで視聴できる動画配信サービスをピックアップして紹介しよう。それぞれ特長があるが、無料お試し期間や無料タイトルなどが用意されているので、とりあえず加入して自分にあったラインナップがあるか、自分の環境で快適に視聴できるかを試してみることをオススメする。なお、いずれも2015年3月30日現在(記事執筆時時点)の情報となるのでご注意を。

ドコモdビデオ

NTTドコモが運営するサービス。当初はドコモ回線契約者のみが対象であったが、2014年4月よりその制限がなくなり、誰でも加入できるようになった。ただし、登録においてはドコモ回線契約者は、ドコモより発行されるdocomoIDが必要だが、この際に必要なのはメールアドレスとパスワードで良い。

見放題の月額料金は格安の500円で、約23,000タイトルを楽しめるようになる。ジャンルは、洋画、邦画、アジア映画、海外ドラマ、国内ドラマ、韓国ドラマ、アニメ、音楽、BeeTVオリジナル番組と幅広いのが特長。
初回登録から31日間は無料のお試し期間を設けている(3月30日現在)。使用可能なデバイスは、PC、テレビ、モバイル端末などで、最大5端末まで視聴登録できる。

月額料金:500円(税別)、作品ごとに別途料金がかかるものもあり
お試し期間:加入日から31日
視聴デバイス:PC、テレビ、スマートフォン、タブレットなど
決済方法:クレジットカード(ドコモ回線契約者は電話料金加算も可)
ドコモdアニメストア

上記のドコモdビデオと同じく、NTTドコモが運営するサービス。登録にdocomoIDが必要なのは、ドコモdビデオと同じだ。400円で1960年代の懐かしタイトルから、2010年代の話題作まで約1,200作品を幅広く取りそろえている。視聴デバイスはモバイル端末とPC。

月額料金:400円(税別)
お試し期間:加入日から7日間(30日時点ではキャンペーンで31日間)
視聴デバイス:PC、スマートフォンなど
決済方法:クレジットカード(ドコモ回線契約者は電話料金加算も可)
Hulu

アメリカからやってきた黒船的な完全月額制サービスで、2011年に日本でサービスを開始。元々海外ドラマや洋画に強かったが、2014年にはHuluのサービスを日本テレビの子会社が引き継ぎ、テレビの地上波コンテンツとの連携も図られるようにもなった。
これにより、現在では日本のバラエティやアニメ、邦画、国産ドラマなども多く配信されている。

月額料金は933円(税別)で、約13,000本のタイトルを揃える。無料お試し期間はサービス加入後から2週間。視聴デバイスは、PC、スマートフォン、タブレット、対応テレビに加え、プレイステーション3やXbox 360、Wii、PlayStation Vitaなどのゲーム機など多数。Apple TVや東芝製のBDプレイヤーでも視聴できる。

月額料金:933円(税別)
お試し期間:加入日から2週間
視聴デバイス:PC、モバイル端末、対応テレビ、ゲーム機など
決済方法:クレジットカード
U-NEXT

U-NEXTが運営するサービス。洋画、邦画、国内外ドラマ、アニメ、バラエティ、カラオケなどの幅広いラインナップがウリ。月額1,990円(税別)の月額料金で約20,000本の作品が見放題となる。


同時に、月額を払うと同時に与えられるポイント(有効期限45日間)で、最新作品や地上波で放送中のドラマ、アニメなどの見逃し配信を楽しめる。ラインナップの性質から、ペアレンタルコントロール機能も搭載。お試し期間は16日間。視聴デバイスは、PC、モバイル端末、対応テレビ、ゲーム機に加え、U-NEXT視聴用の専用端末も用意されている。

月額料金:1,990円(税別)、作品により別途ポイントがかかるものもあり
コンテンツ数:見放題約20,000本(ポイント消費作品で40,000本以上)
お試し期間:加入日から16日間
視聴デバイス:PC、スマートフォン、タブレット、対応テレビ、ゲーム機など
決済方法:クレジットカード
バンダイチャンネル

バンダイとサンライズにより設立された、アニメと特撮に特化したサービス。バンダイ・サンライズ系にとらわれることなく、徳間書店や東北新社、東映など、アニメ・特撮であれば幅広く作品を取り揃えている。

月額料金1,080円(税込)で863本の作品が見放題。加えて、個別購入の最新作や、会員登録なしで無料視聴できるタイトルも用意する。
有料会員向けに、グループ視聴機能「公開動画」を提供しており、これにより複数人がリアルタイムで同じ作品を視聴し、さらにチャットもできるというのが面白い。視聴デバイスは、PC、モバイル端末、対応テレビ、WiiUなど。

月額料金:1,080円(税込)、作品により別途料金がかかるものもあり
お試し期間:なし
視聴デバイス:PC、モバイル端末、対応テレビ、Apple TVなど
決済方法:クレジットカード、キャリア代行払い、電子マネーなど

●まだまだある! 動画配信サービス
他にもまだまだビデオ・オン・デマンドサービスは存在する。無料作品が数多く並ぶ「GYAO!」。無料や非会員動画に加えて、様々な課金チャンネルを揃える「楽天ShowTime」。作品ごとに課金する「ニコニコチャンネル」、作品ごとに課金に加えて月額料金で20本の作品が視聴できる「TSUTAYA TV」。au回線契約者のみを対象とした「auビデオパス」、ソフトバンク回線契約者のみを対象とした「UULA」。見放題サービスや好みのチャンネルと契約することができるが、対応テレビがメインで、スマートフォンやタブレットでの視聴も可能な「アクトビラ」などである。


加えて、全世界への大規模なサービス展開を目指すアメリカのビデオ・オン・デマンドサービスである「Netflix」が、2015年秋より日本でのサービスを開始すると今年初旬に発表した。北米での会員数が5,000万人以上で、独自コンテンツをも数多くラインナップしている超大手サービスである。

配信されるコンテンツや視聴デバイスに関しての発表はまだ行なわれてはいないが、2月18日にはパナソニックよりNetflix対応の新「VIERA」が発表されるなど、上陸準備は着々と進んでいる。Netflixの進出により日本の業界の競争がさらに激化し、より良いものになっていくだろう。さらなる進化が予想されるこの動画配信サービスの世界から目が離せない。

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