女性社長比率、24年連続で増加 - 比率が最も高いのは「青森県」
帝国データバンクは26日、2015年「全国女性社長分析」結果を発表した。同調査は、企業概要ファイル「COSMOS2」から「株式会社」「有限会社」の代表を務める社長のデータを抽出。各年末時点における女性社長比率の推移を比較したもの。
○13社に1社は女性社長
各年末時点の「女性社長比率」を見ると、2014年は男性92.5%に対し、女性は7.5%(前年比0.2ポイント増)となった。これにより、比較可能な1991年以降、24年連続で女性社長比率が前年比上昇していることが判明した。
社数における比率を見ると、20年前の1994年には女性社長比率は5.1%で、19.6社に1社が女性社長であった。10年前の2004年には、女性社長比率は6.0%となり16.7社に1社に、そして2014年には13.3社に1社にまで比率が高まった。
都道府県別に見ると、最も女性社長比率が高かったのは「青森県」(10.1%)で唯一の10%台となった。
2位は「沖縄県」で(9.9%)、3位は「徳島県」(9.7%)が続いた。
年代別に見ると、「80歳以上」が13.3%で最も高く、次いで「30歳未満」(9.9%)となった。40代を底に、年代の高い区分と低い区分で女性社長比率が高かった。