シリコンバレー101 (608) NYのビル爆発を生放送したTwitterのPeriscope、歴史は繰り返す?
下のチャートは3月16日から10日間のTwitterの株価と、3月25日から3日間のFacebookの株価の推移だ。SxSW Interactive (3月13日-17日)で「Meerkat」というTwitterを活用してスマートフォンからライブ動画を配信できるサービスが話題になり、続いて26日にTwitterから生放送サービス「Periscope」が登場した。Facebookは3月25日・26日に、米国サンフランシスコで開発者カンファレンス「F8」を開催し、初日に「Messenger」のプラットフォーム化を発表した。
株価の推移を見ると、生放送サービスの話題でTwitterへの期待が高まっている一方で、FacebookのMessenger開放に対する反応は鈍い。ただ1年後を考えたら、Messengerに対する評価がどのように変わるのか、今から楽しみだ。"歴史は繰り返す"かもしれない。
○Twitterに飛び込んできたビル爆発
Periscopeは「iPhoneを使って、いつでもどこでも簡単に生放送を開始できるサービス」である。そのように説明しても、使ったことがない人には、それがどんなもので、どんな風に利用できるのか想像しにくいが、Periscopeがリリースされた26日にニューヨーク市でビルが倒壊する爆発火災が起こった。