飛距離70m! 「ギネス認定」紙飛行機を専門家が本気で解析!
●ギネス認定紙飛行機は何がすごいのか、熱流体解析ソフトでシミュレーション
突然ですが、皆さんは紙飛行機を飛ばしたことがあるでしょうか。
たぶん、多くの人が子どもの頃に一度は折って飛ばした経験をお持ちなのではないかと思います。僕も小学生の頃はよく学校でもらうプリントを折って投げては叱られていました。
そんな紙飛行機ですが、実はめちゃくちゃ奥の深い競技だということは、あまり知られていないのではないでしょうか。
ちゃんとギネス記録も認定されており、その距離はなんと69.14m! 約70mです。70mといったら全力で走ったって10秒くらいはかかる距離ですよ。屋内の無風環境で記録した数値ということなので風の影響ってわけでもないですし、いやはやすごい世界ですよね。
で、ふと思ったのですが、70m飛ぶギネス紙飛行機も、僕が昔折って飛ばしていた紙飛行機も、同じ1枚の紙を折って作っているわけですよ。
それなのに、そんなに飛距離が違うって、いったいどういう力が働いているのでしょうか。
ここはひとつ、ギネス紙飛行機と普通の紙飛行機を用意して、実際に飛ばし比べてみようじゃないですか。
ということで、実験のためにやってきたのはマイナビ社内。