メラノックス、日本国内で100Gbps EDR InfiniBand製品のサンプル出荷を開始
ConnectX-4 100Gb/s EDR InfiniBandアダプタは、片方向通信で100Gbps、双方向通信で195GbpsのInfiniBandスループット、610ナノ秒の低アプリケーションレイテンシー、毎秒1億4950メッセージの転送レートを実現した。
メラノックスが提供する第7世代のスイッチシリコンであるSwitch-IBを使用して開発されたEDR InfiniBandスイッチSB7700(マネジネント機能内蔵)およびSB7790(外部マネジメント)は、100Gbps EDR InfiniBand 36ポートを装備し、1Uという省スペース設計でありながら、7.2Tbpsというノンブロッキングスイッチング性能、90ナノ秒のポート間レイテンシーパフォーマンスを誇る。
同社は、この100Gbps InfiniBandによって、HPC、Web 2.0、クラウド、機械学習、ストレージおよびエンタープライズアプリケーションに最適なトップレベルのパフォーマンスが提供可能になるとしている。
メラノックスのInfiniBand事業についてEyal Waldman社長兼CEOは「順調に成長してきている。特にHPC向けではトップ500社のうち42%のシェアを持っている。ストレージに関してもオラクル、EMC、テラデータなどさまざまな企業に利用いただいている。加えて、クラウド・Web 2.0の分野でもInfiniBandの利用が増えていくと考えている」と明かした。