BetaNewsは3月30日(米国時間)、「India’s latest attempt in the digital space: Use open-source software to build e-governance apps」において、インド政府がアプリケーションやサービスの開発にオープンソース・ソフトウェアを活用することを強く求めていると伝えた。政府関連機関は電子政府アプリケーションやシステムを構築する段階で、オープンソース・ソフトウェアの利用検討が求められているという。
インド政府はオープンソース・ソフトウェアの積極的な採用を進めることで、リーズナブルなコストで効率が良く、かつ、透明性が高くて堅牢なサービスを構築することを期待している。国民に提供するサービスをオンラインで提供することを目指すほか、紙ベースの資料を電子データとタブレット端末による閲覧への置き換えを進めるなどの取り組みを発表している。
国が提供するサービスの電子化推進は各国が積極的に取り組んでいる分野の1つで、こうした分野においてオープンソース・ソフトウェアはもはや欠かすことができない存在になっている。各国の取り組みはオープンソース・ソフトウェアを活用するうえでの事例として参考になり、オープンソース・ソフトウェアの活用を進めるエコシステムにおいて重要な取り組みになっている。