くらし情報『庵野秀明氏『ゴジラ』総監督までの道 -「日本を代表する空想特撮作品を背負って」』

庵野秀明氏『ゴジラ』総監督までの道 -「日本を代表する空想特撮作品を背負って」

ありがとうございます。

脚本・総監督 庵野秀明

そして、庵野氏の盟友であり、 『ガメラ 大怪獣空中決戦』の特技監督を務め、2015年8月~9月には実写版『進撃の巨人』前編、後編の公開を控えている樋口氏。同氏も同じく特撮を愛しており、今回庵野氏とともに日本が生んだ偉大なる特撮作品に関わる喜びとその想いを伝えている。

○樋口真嗣氏コメント全文

その復活に胸躍らせて映画制作の現場に忍び込んで三十年が経ち、その現場で目の当たりにした理想と現実の差を自由なアマチュア映画の世界の第一線を走っていたヒーローにブチまけてからも三十年。ついに時がきました。

向こう見ずな高校生も大学生のヒーローも今やアラフィフ。夢のようなことですが、これからこれを現実に落とし込まなければならないのです。寝言を並べる余裕はありません。
どうしてもやりたいこと、やらなきゃいけないこと、絶対にやってはいけないこと、できることならやりたくないことが、四竦みになって私の頭の中で闘っています。さながら脳内チャンピオンまつりです。さて。遊びの時間は終わったのです。それでも、最高の仲間と立ち向かえることが逃げ出したくなるようなプレッシャーに打ち克つ唯一の方法なのです。

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