くらし情報『知らないと損をする「お金と法律」の話 (2) 裁量労働制の場合、残業代ってどうなるの? "未払い残業代"って発生するの?』

知らないと損をする「お金と法律」の話 (2) 裁量労働制の場合、残業代ってどうなるの? "未払い残業代"って発生するの?

知らないと損をする「お金と法律」の話 (2) 裁量労働制の場合、残業代ってどうなるの? "未払い残業代"って発生するの?
連載コラム『知らないと損をする「お金と法律」の話』では、アディーレ法律事務所の法律専門家が、具体的な相談事例をもとに、「お金」が絡む法的問題について解説します。

【相談内容】出版関係の仕事をしています。私の会社では2年前から裁量労働制が導入されました。私は取材先との関係で朝9時から出勤していますが、私の職務上、上司の取材に同席することも多く、取材先との打ち合わせを、突然上司が夜の9時以降に入れることも珍しくありません。そのため、自分の職務はすでに終わっているにも関わらず、上司の都合に合わせなければなりません。いくら裁量労働制といってもこれは残業になるのではないでしょうか?

裁量労働制になると、どういった場合でも残業代はもらえないのでしょうか?

【プロからの回答です】

○裁量労働制のメリット、デメリットは?

裁量労働制をとる会社は最近増えていますよね。裁量労働制を採用するには一定の条件をクリアする必要がありますが、この会社は条件を満たしていることを前提に解説いたします。

そもそも、裁量労働制とは、一定の業務につく労働者について、実際の労働時間とは関係なく、労使(労働者と使用者)

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