VirtualBoxの開発チームは4月1日(米国時間)、「[vbox-announce] Announcement: VirtualBox 5.0 Beta 1 released」において、VirtualBoxの最新ベータ版となる「VirtualBox 5.0 Beta 1」を公開したと伝えた。VirtualBox 5.0は現在開発が進められているVirtualBoxの次期メジャーバージョン。
最新ベータ版においては、主に次のような点が注目される。
WindowsおよびLinux向けのパラバーチャル機能をサポート
SSE 4.1、SSE4.2、AES-NI、POPCNT、RDRAND、RDSEEDをゲストへ提供
xHCIコントローラにおいてUSB3デバイスをサポート
Windows、Linux、Solarisゲストにおけるドラッグ&ドロップ操作の提供
ディスクイメージ暗号化機能の提供
ゲスト環境におけるコンテンツスケール機能の提供
ステータスバー、メニューバー、ゲストコンテンツスケールに対するカスタマイズページの提供
HiDPIのサポート
今回公開されたベータ版は早期の評価や試験などの目的で提供されており、VirtualBoxの開発チームではこのバージョンをプロダクションユースでは使わないようにと説明している。