子の急病、同僚の目……「育休から復帰直後のママが悩みがちなこと」(前編)
もちろん、ずっと続くわけではなく、最初の1年が大変な時期で、徐々に病気の回数は減ります。ただ、そうはいっても、子どもの病気によって仕事に穴があいてしまうのは会社全体として見ると、やはり問題です。
そこで、上司が育休復帰者を受け入れたことがあるかどうかにもよりますが、最初の1年は子どもの病気で休む回数が増える可能性が高いことと、いざ病気になったときに病児保育などのセーフティーネットは準備することをあらかじめ伝えておきましょう。また、病児保育を使うことができない場合に、どのように仕事の穴を埋めるのかなど、さまざまなシミュレーションをして話し合いをしておきましょう。想定できていれば、上司も業務遂行のために代替手段を用意するなど、備えることができます。このように、何重も手を打っておくことが必要です。
今回は、育休から復帰したばかりのママが悩みがちなポイントとして、「職場での立ち位置」「子どもの病気」といった2つについて解説・対策を紹介してきました。続く次回では、「仕事へのモチベーション」「子どもとのコミュニケーション」「家事などの負担」について解説します。
※画像は本文と関係ありません。