あなたのPCは大丈夫!? セキュリティが無防備なノートPCに「カスペルスキー」を入れてみた
ノートPCを購入すると、半年や1年間使えるお試し版のセキュリティソフトが付いていることがある。無料で試用できるため、そのようなセキュリティソフトを使う人は多いと思われるが、試用期間が過ぎた後も、そのまま更新せずに使い続けている人もいるのではないだろうか? しかし、セキュリティソフトの試用期間が切れたままPCを使い続けるのは、セキュリティソフトをインストールしていない無防備な状態で使っているのと同じであり、かなり危険だと言える。
本稿では、セキュリティが無防備な状態でPCを使い続けることのリスクを検証するために、無防備なまま使われていたPCに、無料セキュリティソフトの「Microsoft Security Essentials」と、有料セキュリティソフトの「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ(以下、カスペルスキー 2015)」をそれぞれインストールし、スキャンを実行してみた。あわせて、無料・有料のセキュリティソフト、両者の防御性能についても確認したので紹介しよう。
○まずは無料のセキュリティソフトでスキャン
今回、セキュリティソフトを検証するために使用したのは、2012年に発売され、現在も使われているノートPC。