グローバルビジネスを成功に導く、CX向上・多言語化をいかに効率よく行うか
ネットワーク・デバイスの急速な普及が進む中、企業には、国や言語の異なる消費者それぞれに、最適な形で情報を提供していくことが要求されている。そのために急務とされているのが、グローバルカスタマーエクスペリエンス(以下CX)の向上だ。この分野に特化したソリューションベンダー、SDLジャパン株式会社が2015年3月19日、都内でフォーラムを開催し、CX向上の必要性や市場動向の解説に加え、SDLのパートナーである日本アイ・ビー・エムによる協業事例の紹介、および日本企業のグローバルビジネスを成功に導く最新ソリューションの紹介を行った。
○国内外すべての顧客に、最適化されたカスタマージャーニーを
英国に本社を置くSDLは、世界38ヶ国に70のオフィスを有し、グローバルブランド上位100社中79社にCXソリューションを提供している。
「現代の顧客はパソコン、タブレット、スマホなどを利用し、時と場所を問わず情報にアクセスしてくるため、企業はすべてのデバイスにおいて統一されたコンテンツ、共通の体験を提供していくことが重要です」と、SDLジャパンでリージョナルバイスプレジデントを務める本富顕弘氏は語る。