オリコン、現状のアニメの視聴実態を調査 - アニメとモバイル機器の関係は?
今回の調査はそうした実態を受け、「好きなアニメタイトルがある」という10~40代の男女709名を対象に意識実態調査が行われた。
「アニメを視聴する際に利用する機器」の質問では、現在利用しているものと、今後利用していきたいものを調査。現在と今後の双方で「テレビ」が最も高い数値となったが、現在「スマートフォン」で見ているという人が、既に15.4%も存在している。今後の意向でも17.5%が「スマートフォン」と答えており、減少するテレビやパソコンとは対照的となった。また、現状は6.8%の「タブレット端末」も意向では13.8%となり、増加傾向が見られる。
アニメを観る方法も、テレビでの放送や動画配信、DVDなど、多様になりつつあるため、現状と今後について調査を実施。現状は、地上波放送が90.3%と最も高い数字となったが、今後については16.0ポイント減少した74.3%。その中で上昇しているのが、「テレビのみのストリーミングサービス」「ストリーミングサービス」「ダウンロード購入」の3つ。
いずれもインターネットによるオンデマンド方式で、"いつでも"アニメを観たいという意識の高まりが伺える。
アニメを観るシチュエーションについても、現状と意向の質問を実施。