東京・台場でプレス成形の金型トライアウト工数削減を学べる講演が4月に開催
オートフォームジャパンは4月15日より東京・お台場の東京ビッグサイトにて開催される金型設計に関する展示会「INTERMOLD 2015」にて、4月16日にプレス成形部品における金型トライアウト工数の削減をいかに実現するかなどを語るテクニカルワークショップを開催する。
同ワークショップでは、プレス成形部品のシミュレーションの結果と実際のアルミや高張力ハイテンなどの材料を用いたトライアウトの結果を、スプリングバックを考慮しつつ、より高い精度でマッチさせるのか、といったことが語られる予定。
具体的には、同社が提供するAutoFormPlus製品を活用したロバスト・金型見込み補正手法とシステマチックに成形性の改善やスプリングバック量を少なくするための工程改善手法などについて、事例を交える形で説明が行われるという。
アルミや高張力ハイテンは成形性だけでなくスプリングバックが大きな問題となり、トライアウト工数の増加の大きな要因となっている。同製品群では、そうしたスプリングバック量をあらかじめ織り込んだ金型見込み補正を、どの工程の金型に見込むのか、といったことが決定可能なほか、スプリングバックに影響を及ぼすビード張力や曲げ刃の当たるタイミングなどの因子を1条件だけでなく任意の複数ケースを評価することで、プロセスウィドウを作成し、このプロセスウィンドウにより、最適な条件を導くことが可能。