三人にひとりの新入社員が"入社後1カ月以内"にストレスを感じることが判明
今回の調査は、首都圏に住む2014年度入社の男女300人に行ったもの。実施期間は2015年1年30日~2月4日。まず、新入社員として働く中でストレスを感じるかを聞いてみると、新入社員全体で52.7%がストレスを感じていると回答。入社後最初にストレスを感じるタイミングについて調査したところ「入社後1カ月以内」と「入社後1週間以内」に回答が多く集まり、69%の人が1カ月以内にストレスを感じはじめていることが明らかに。その結果、新入社員全体でみても、約36%の人が1カ月以内にストレスを感じはじめていることが分かった。
また、ストレスを感じている人の61.4%もの人が入社後に便秘や下痢などの腸のトラブルの経験が「ある」と答え、男女で比較すると、女性の方が腸のトラブルが多い傾向がうかがえた。
同調査をもとに、マイナビニュース編集部にて、管理栄養士ら考案のメニューなどで国内の多くのオフィス・病院などに食事を提供しているエームサービスに、"下痢や便秘などの腸トラブルに役立つ栄養素"について聞いてみたところ、「不規則な食事・生活が原因になっていることがあるので、まずは朝昼晩3食をしっかりとり、特に朝食を抜かないことを基本として下さい」とした上で、重要なものとして「食物繊維」、「脂質」、「水分」を挙げた。
特に食物繊維に関しては「水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維があります。不溶性食物繊維は便量を増加させ、腸を刺激して腸の蠕動運動を盛んにし便の排泄を促します。穀類、豆類、野菜類、海藻類に多く含まれています。一方、水溶性食物繊維は、水に溶け便を柔らかくしてくれます。又、腸の善玉菌のエサとなります。腸の中には、善玉菌と悪玉菌がすみついていますが、悪玉菌が優勢となると、腸の働きが悪くなったり、ガスを発生させたりして便秘やお腹の張りなどの症状を引き起こしてしまいます」とのコメント。腸のトラブルと食物繊維の重要な関係性が明らかになった。
なお、今回アンケートを行った同社では、ひとつの製品のなかに、約1/3日分の食物繊維を配合しているという栄養調整食品「クリーム玄米ブラン」(希望小売価格:税別150円)を展開中。
根本的なストレスの解消が難しい場合は、こういったものを利用しながら、腸の調子を整えるのもひとつの手段といえるだろう。