下り200Mbps超級のモバイルルーターも登場! 今もっとも"使える"モバイルルーターとは?
春からの新生活に向けて、見直したいもののひとつが自宅のインターネット環境だ。自宅でパソコンやタブレットなどを利用する際には欠かせないインターネットだが、光ファイバーなどの固定回線は、開通までに1カ月程度かかる場合があることがデメリットだ。そこで注目したいのが、自宅の固定回線代わりとして使えて、なおかつ外出先でも利用できるモバイルルーターだ。
最近では、LTE-AdvancedやWiMAX 2+といった最新のネットワークに対応し、通信速度の理論値が下り最大200Mbpsを超えるモバイルルーターも登場しており、固定回線の代替としても有力な選択肢と言える。そこで本稿では、各社が提供するモバイルルーターの最新機種について比較検討してみたい。
○各社の最新モバイルルーターを比較
本稿で取り上げるモバイルルーターは、NTTドコモの「Wi-Fi STATION HW-02G」、UQ WiMAX(ワイマックス)の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」、ワイモバイルの「Pocket WiFi 305ZT」の3機種。「キャリアアグリゲーション(CA)」または「4×4 MIMO」という最新の高速化技術に対応した端末となっている。