新品の時はキビキビと動いていたPCが、時間の経過とともに遅くなってきた――処理速度が落ちるのはある程度しようがないが、対策はある。MakeTechEasierが記事「5 Ways to Speed Up Your Windows PC)」で、5つの対策を紹介している。諦めてしまう前に試しておきたい基本的な対策ばかりなので、PCのチューニングに自信がない人でもできるだろう。
マシンの高速化を確実に行いたければ、ドライブをSSD(ソリッドステートドライブ)にアップグレードするのが最も効果的だ。SSDはフラッシュメモリを用いていることから、HDD(ハードディスクドライブ)よりも高速になる。だが、SSDは高価な対策でもある。
そこで、まずはコストがそれほどかからない以下の5つの対策を行ってみてはいかがだろう。なお、これらの対策は、PCのメンテナンスの基本と言えるものばかりなので、マシンの速度に不満がなくても、これを機に定期メンテナンスの手順としてマスターしておくのも悪くない。
○ステップ1:ソフトウェアを最新の状態に
まずは、ソフトウェアのアップデートから始めたい。利用しているソフトウェアが最新ではないと、性能の鈍化を引き起こしている可能性がある。