SDN活用でネットワーク容量の追加が最短15分 - KDDIの「WVS 2」に新機能
KDDIは4月8日、SDN技術を活用した広域ネットワークサービス「KDDIWide Area Virtual Switch 2(KDDI WVS 2)」に複数の新機能を追加すると発表した。5月7日よりKDDIとKDDIまとめてオフィス(KMO)で申し込みの受付を開始する。
KDDI WVS 2は、独自のSDN技術によりクラウド化されたセキュリティメニューや、利用者自身がインターネット回線帯域を変更できる次世代の広域ネットワークサービス。
クラウド型のイントラネットファイアウォール機能を搭載し、異なる企業間での閉域ネットワークを利用する場合にも、社内セキュリティと同様の安全性を確保できる。
今回追加する「仮想ネットワーク機能」では、KDDI WVS2のネットワーク上に、用途やセキュリティポリシーごとに仮想化されたネットワークを構築できる。仮想ネットワーク機能では「エクステンドイーサネット方式」を採用しており、1つのアクセス回線上で論理的に帯域を分割、制御可能だという。複数の仮想ネットワークを1つのエクステンドイーサネットで利用することで、必要な時に必要な分だけ効率的にアクセス回線帯域を拡張できるようになる。