富士フイルム、1回の撮影で断層画像を生成できるX線画像診断システムを発表
富士フイルムは4月8日、デジタルX線画像診断システム「BENEO」シリーズの最新機種「FUJIFILM DR BENEO-Fx(BENEO-Fx)」を4月15日に発売すると発表した。
「BENEO-Fx」は独自の画像読取方式によって少ないX線量でも高画質な診断画像が得られるデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO HC SQ」を搭載したほか、画像診断をサポートする機能として、1回の撮影で角度を変えながらX線を連続照射し、得られた複数の画像から断層画像を生成できるトモシンセシス機能が追加された。このトモシンセシス機能は、微細骨折などが観察しやすくなる、金属を含む人工骨を埋め込んだ患部でも金属影をなるべく抑えた断層画像が得られるなどのメリットがある。
このほか、胸部撮影で骨成分のみを除去した画像を生成することができるエネルギーサブトラクション撮影機能や、全脊椎や全下肢などの広範囲を対象とした長尺撮影にも対応した。
価格は標準構成で1億2300万円(税別)となっており、富士フイルムメディカルを通じて販売される。
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