2015年4月10日 12:58
機械学習によるコーディネート提案、IBMの支援プログラムを空色が活用
日本IBMは4月9日、洋服のコーディネート提案サービス「PRIMODE(プリモード)」を提供する空色が、購買行動などのビッグデータ解析による適切なコーディネートを提案する機械学習システムの開発に着手すると発表した。同社のスタートアップ企業支援プログラム「SoftLayerカタリストプログラム」を活用している。
空色は2013年に設立。チャット機能を活用した洋服のコーディネート提案サービス「PRIMODE」や、全国350校以上の専門学校・大学で配布するフリーペーパー「Stylee Times」の出版事業を中核とするスタートアップ企業だ。
日本IBMは、国内における新たな事業の創造を目的に創意工夫するベンチャー企業を支援するため、スタートアップ企業支援を推進するインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub」を提供する。その一方で、次世代のテクノロジーを活用して、スタートアップ企業がグローバル市場に羽ばたくためのサポート・プログラム「SoftLayerカタリストプログラム」も同時に行っている。こちらのプログラムでは、起業支援として、SoftLayerのクラウドを一定期間無償で提供する。