良品計画、成田空港第3ターミナルに400台導入した「ソファベンチ」を発売
「ソファベンチ」は、1991年の登場以来、約四半世紀にわたって無印良品のロングセラーヒット商品となっている「脚付マットレス」を、人々が集う空間で使用するために発展させた新商品。耐久性と安定性を強化するためにスチールフレームを採用している基本構造はそのままに、専用テーブルやオットマンと組み合わせることでさまざま用途に対応することが可能となっている。
同製品は、成田空港第3ターミナル(LCC専用ターミナル)のフードコート用にオーク無垢材のテーブルと椅子・ソファベンチが400席以上、ゲートラウンジ用にソファベンチ約1400席分が導入されている。これらを空港にとどまらず、さまざまなシーンで活用できるように仕様を一部変更して一般向けにしたものが、同ターミナルのオープン日と同じ4月8日から全国の無印良品で発売された。なお、空港という公共性の高い場所へのこれだけ多くの家具が配置されるのは、同社にとって初の試みだという。
同社のWebサイトでは、その設置される様子を記録した動画が公開されている。
ちなみに、マイナビニュースでは先日、第3旅客ターミナルのクリエイティブディレクションを務めたクリエイティブラボPARTY 伊藤直樹氏のインタビューを行っている。