くらし情報『日本の炊飯器に挑む - 中国・美的(ミデア)、IH炊飯器「鼎沸」を世界へ展開』

日本の炊飯器に挑む - 中国・美的(ミデア)、IH炊飯器「鼎沸」を世界へ展開

日本の炊飯器に挑む - 中国・美的(ミデア)、IH炊飯器「鼎沸」を世界へ展開
○美的が「炊飯器」で日本の家電市場へ参入

美的(ミデア)は4月13日、IH炊飯器「鼎沸(ディンフー) MB-FZ4086」のリリースにあたり、東京都内で製品発表会を開催した。価格は2,999人民元で、日本国内での発売時期は未定だ。中国の家電メーカーである美的は、このたびの鼎沸で日本の家電市場へ参入すると明らかにした。

鼎沸は、内釜に「チタン鼎釜」を採用したIH炊飯器。中国の鼎(もとは3つの足が付いている煮炊きの道具を指していたが、現在では中華鍋なども指す)をもとにした丸みのある釜底が熱対流を起こす。また、内釜側面のハニカム(蜂の巣)構造模様によって加熱面積を20%拡大した。

これらにより、釜内をムラなく加熱でき、最適だとされる水分量62%のご飯を炊きあげるという。3.5mm厚の釜底には、カニ穴を発生させる「沸騰リング」を装備。
釜底の熱を釜上部までムラなく伝える。

本体重量は7.1kg。最大炊飯容量は1.8L(10合)。消費電力は1,300W。

○究極のご飯を求めるすべての人に使ってほしい

「鼎沸」の新製品発表会には、美的グループ 生活電器事業部 代表取締役 李国林氏、同社 生活電器事業部 副社長 索諸虎氏、同社 生活電器事業部 国内マーケティング部 部長 任勇氏が登壇。

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