1年前サポート終了のWindows XP、利用者が1割以上残る - トレンドマイクロ
トレンドマイクロは4月10日、Microsoftが2014年4月9日にサポートを終了したWindows XPが多くの企業で使われたままだとセキュリティブログで警告した。
Net Market Shareが実施したマーケットシェア調査では、2015年3月時点でWindows OS全体のうちXPユーザーは約17%だという。また、StatCounterでは11%以上という結果を公開している。
依然として利用者は多いものの、XPに対するセキュリティ上の危険性は日に日に増すばかりだ。過去1年間に確認されたXPに影響を与える可能性のある脆弱性のうち、Microsoftが公開した更新プログラムは2014年4月のゼロデイ脆弱性への対策のみだった。
また、当然ながら後継OSに実装されたさまざまなセキュリティ対策も、XPには適用されていない。例えば、新たなセキュリティ機能「Control Flow Guard」は、Windows 8.1 Update 3(2014年11月以降)とWindows 10(開発者用プレビュー版)のみで利用可能だ。
○Windows Server 2003も7月にサポート終了
Microsoft製品のサポート切れ問題を抱えているのはXPだけではない。