アイ・オー・データとウエスタンデジタル、外付け製品の代理店契約を締結
アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー・データ)と米ウエスタンデジタル(以下、WD)は4月15日、外付けHDD製品の販売代理店契約を締結し、共同記者発表会を行った。独占契約ではないものの、実質的にはWD製外付け製品をアイ・オー・データ機器が独占的に販売していく。
発表会の冒頭、ウエスタンデジタルジャパンの金森社長が「代理店契約を締結し、5月から順次アイ・オー・データ機器から製品を販売する」と述べだ。内蔵ドライブの領域で約10年間の利用実績を踏まえ、両者のパートナーシップを強固にすると説明。
引き続きアイ・オー・データ機器の細野社長は、「WDはPCメーカーやパソコンファンの間で、WDはトップブランド。世界では外付け製品も含めてトップシェアだが、日本では国内メーカーのシェアが強く、WDにとって特殊なマーケットになっている」と発言。
一方、アイ・オー・データ機器における外付けHDDは、約20年の歴史を持つ。i.connectやi-DVR、DTCP、SeeQVault、DLPA2.0などと、先進的な機能をいち早く製品として取り込んできた。
こうした日本市場向けの技術を生かしつつ、世界でトップシェアのWD製品を扱うことで、より幅広いユーザーに提供できるとアピールした。