グッスマが子供向け玩具業界へ挑戦、女児層開拓も見据えた「ねんどろいどこ~で プリパラ」はなぜ生まれたのか?
○女児向けという新たな挑戦
――「ねんどろいどこ~で」と従来の「ねんどろいど」の違いについて教えていただけますか。
「ねんどろいどこ~で」は「ねんどろいど」と大きさは同じですが、パーツの構成が頭部と上半身、スカート、下半身の4つと、シンプルになっています。その代わり「こ~で」という名前の通り、パーツを付け替えることで「着せ替え」できるのが特徴です。
――やはりターゲット層としては女児をイメージしているのですか?
そうですね。プリパラの商品化展開としては意識しています。女児向けコンテンツでは、着せ替えはポピュラーな遊び方なんです。「こ~で」シリーズ同士であれば、自由にパーツの組み換えが可能になっています。ただこれは『プリパラ』に限ったことではなく、今後登場するすべての「ねんどろいどこ~で」のキャラクターも含まれます。
●「ねんどろいど」をより安くして買いやすくしたい――グッスマの課題
――それはすごいですね。しかし、グッドスマイルカンパニーさんといえば、これまでは「ねんどろいど」にしろ、それ以外の商品にしろ、どちらかといえば大人向けだったイメージがあります。
おっしゃる通り、明確に女児向けコンテンツの商品を販売するのはグッドスマイルカンパニーとして初めての試みとなります。