くらし情報『グッスマが子供向け玩具業界へ挑戦、女児層開拓も見据えた「ねんどろいどこ~で プリパラ」はなぜ生まれたのか?』

グッスマが子供向け玩具業界へ挑戦、女児層開拓も見据えた「ねんどろいどこ~で プリパラ」はなぜ生まれたのか?

○グッスマの課題と玩具の事情

――なるほど。ところで、どうして「ねんどろいどこ~で」だったのですか? これまで通り「ねんどろいど」で女児向けに発売するというやり方もあったのでは。

いくつか理由があります。まず、グッスマの課題の一つに、「ねんどろいど」をより安くして買いやすくしたいという思いがあったことです。というのも、初期の「ねんどろいど」は3,000円くらいだったのですが、現在は4,000円代が標準です。理由は様々ありますが、現状どんどんクオリティがアップし、付属品も豪華になる傾向にあるため、どうしてもコストが上がっています。しかし、それでは子供向けの玩具としては高いのです。

――たしかに世間の玩具の価格を考えると、4,000円台はけっこう高額かもしれません。


3,000円でもまだまだ高いですね。子供向け玩具に実際にお金を出すのは親です。親の目は非常にシビアで、2,000円台でもまだ高額な部類に入ります。

――「ねんどろいどこ~で」は2,222円(税別)ですよね。

なんとか2,000円台に設定しました。コスト面との兼ね合いも考えながらの、ギリギリの価格設定でした。

――どの部分でコストカットができたのでしょう?

コストを下げるにはパーツを少なくするのがわかりやすいですね。

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